セミナー概要

※こちらは2023年11月15日に実施したセミナーの動画となります。

近年、ハラスメントの種類や問題は広がりを見せています。

新しいハラスメントとして、カスタマー(顧客)からのハラスメント、すなわちカスハラ(カスタマーハラスメント)や、社外の業務委託などのフリーランスの方に対するハラスメントについても、いわゆるフリーランス新法が成立し、今後ますます注目が必要です。このような広がりを見せるハラスメントの問題について、法律の現状や注意するべきポイントを解説します。

また、前回までのセミナーで社内でハラスメントが起きた際の適切な対処方法を解説し、ハラスメントから従業員と会社を守るための対応を学んでいただきました。本セミナーでは、ハラスメントが起こる前の対策として、社内での共通認識の醸成のためのハラスメント研修のポイントも解説いたします。

講師

成蹊大学 
法学部 法律学科 
原 昌登 教授

■ご略歴
1999 年、東北大学法学部卒業。東北大学助手等を経て、現在、成蹊大学法学部教授。
労働法に関する審議会等の委員、司法試験委員、国家公務員試験委員等を歴任。
労働法に関するセミナーや研修の講師も多数経験。
■著書
『ゼロから学ぶ労働法』(単著、経営書院、2022年)
『コンパクト労働法(第2版)』(単著、新世社、2020 年) 
『事例演習労働法(第3版補訂版)』(共著、有斐閣、2019年)