セミナー概要

働き方改革による時間外労働の上限規制への対応、民法改正による賃金債権の消滅時効の延長により労使紛争の増加が見込まれ、労働時間を適正に把握する措置の重要性は年々増加しています。そのため、社労士には顧問先が同措置を適切に実施するため助言指導をするとともに労使紛争を未然に防止し、事業の健全な運営に資することが求められます。
本セミナーでは、「労働時間を適正に把握しているとは認められない状況」の事例を紹介し、事例における問題点、労働時間を適正に把握するために実践すべき取組及び労使紛争の防止策を元労働基準監督官がご紹介いたします。
 

講師

株式会社KiteRa 社会保険労務士(元労働基準監督官)
上田真準

▽プロフィール▽
昭和62年生まれ
平成27年 厚生労働省入省
平成27年 労働基準監督官として東京労働局に赴任
令和元年 北海道労働局に赴任
令和3年 株式会社KiteRa入社

元労働基準監督官のキャリアを持ち、任官時代には、数多くの事業場へ行政指導を実施。退官後は株式会社KiteRaへ入社し、東京都社会保険労務士会に入会。行政経験の知見を活かし、社会保険労務士向けのプロダクト事業や、労働法関連のセミナー登壇に注力している。